戻ってきたハマヨシちゃんたちを国の人たちは大喜びで迎えます。
さっきは厳しかった長老も、笑顔で迎えます。

「先ほどはすまなかったな・・・まさか本当にあの噴火を止めてくれるとは・・・
なんと感謝すればいいものか・・・」

ハマヨシちゃんは、ちょっと困った顔で言いました。

「いえ・・・噴火を起こしていたのは神様じゃなかったんです。
もっと別の原因で・・・
今は神様の力で噴火を止めてもらっているんです。でも、この“にじ色のブドウ”があれば・・・きっと世界を元に戻してみせます!」

長老は、ちょっとびっくりした顔になりましたが、ハマヨシちゃんの力強い声を聞いて、安心したように言いました。

「わかった・・・山の神さまがお前たちを信じたんだ。我々も信じよう。」

こうして、ハマヨシちゃんは
11月の国「にじ色のブドウ」
手に入れました!
(この情報は重要です。メモしておきましょう)

そして、国中の人たちから熱い声援を受けながら、2人は11月の国を後にしました。

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