真実の鏡を手にしてハマヨシちゃんたちは丘へ戻りました。

「鏡よ鏡よ鏡サン、大賢者様はどこにいるの?」

ハマヨシちゃんが言うと鏡から反射した太陽の光が賢者の木をパァっと照らしました。

するとどうでしょう。
みるみる賢者の木は花を咲かせ、そして空に花びらを躍らせました。

その、空に舞った花びらの中から、一際美しい妖精があらわれました。

「大賢者様!!!」

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