ケースケ鳥の声が響きました。
「じゃ、数を数えるわよ。」「1・2・3・・・・・・48。鬼は48個」「ふふ〜ん。ま、俺様にかかればこんなもん、ちょろいもんよ。」
鬼は余裕な表情です。
「あの、まだチョットマンの皿にはまだ1個残ってるで」
ケースケ鳥が言うと・・・「何?ああぁぁぁ〜〜〜〜」
鬼は扉の中に吸い込まれていってしまいました。
3人は喜び合いました。
「ありがとうございました。勇者ハマヨシ様とケースケ鳥様のおかげです。何も出来ませんが、お礼にこのマントを差し上げます。」
「ありがとう。でも、実は・・・私たちは勇者でもなんでもないの。ただ、1月15日を取り戻すために旅をしているだけ。ここには1月15日に関するものは何もなさそうだし、そろそろ旅立つわ。」
そう言いながら、マントをケースケ鳥に渡しました。
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