2013年05月19日
ファン交流イベント「It's Family! 2013 」 イベントレポート

イベント開催に伴い、掲示板へのたくさんの書き込みをいただきましたので転載させていただきました。

投稿:ファラ さん ( 2013/05/20 15:56)

5/19(日)、東京のとある場所で、田中真弓さんを囲む会「It’s Family! 2013」が開催されました。
初めての会場でしたが、窓からスカイツリーが見えるほど眺めのいいところでした。
当方が会場に着いたのは12:15、開場15分前。
でももう10人以上の方が並んでいらっしゃいました。 見知った方もちらほら(笑)
大きな声で「お久しぶりです」と声をかけて下さったのは、ヒラマサさん。二人のお子様の成長ぶりに、眼をみはりました。
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開場すると、まず・・・
受付で代表者氏名を言って、名札とチラシ、お子様はぬりえ・・・まではいつもどおりでしたが、
今回はなんと、おーいお茶のミニボトルも配布されました。
つまり「お茶の飲めるお茶会」という訳です。今までの会場は、飲食禁止でしたもんねぇ。

名札にはかわいいチームイラスト、その方の本名、そして(  )。
この()の中にハンドルネームを書いてもいい、という事なので、当方は早速書かせて頂きました。
当方は本名ではネットやってないので、これでは分からんわい、ですからねぇ(笑)

スタッフはおそろいの赤いTシャツ姿。背中には今回のチーム名になったキャラクターのイラスト
(ワタル、クリリン、ルフィ、イーラ、勝平、きり丸、ラッキーマン、NHKでしたっけ?)が描かれた特製のものです。
知人のお子様は、みんな大きく成長したり、増えていたりしてました。
ファミリーが増えるのは、嬉しい事ですね。

そろそろ時間になると・・・
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参加者は、荷物置き場に大荷物を置いて、貴重品だけ身につけて、床に座りました。
まず、おぺれったで脚本担当をしている方から、会の注意事項などの説明。
写真は撮ってもいいけど「個人で楽しむだけ」でブログなどに載せるのはNG、
ゴミは持ち帰りましょう、といった基本的な事です。
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続いて、真弓さん登場。

スタッフと同じTシャツをお召しです。
最近の舞台の事、今回の会場は飲食自由である事を話された後、
「初参加の人!」
会場の6割くらいの方が手をあげました。

「いつも来てる人!」
あら?今回は少数派?参加者は抽選で選ばれていますから、こういう事もありますよねぇ。
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続いて質問コーナー

ワンピースのアフレコの秘話、USJのワンピースショウの秘話、ルフィ炒飯がある食堂の事、などを楽しそうに話されました。
アニメトピアの話が出たので思わず声を出すと、
「知ってるの?」 と当方をまっすぐ見る真弓さん。
「リアで聞いてました」  結論。当方の年が(真弓さん&スタッフに)バレてしまいました(苦笑)
確かに、もう若いとはいえない年ですが^^;;
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続いてアフレコ体験。

ドラゴンボールとラッキーマンのアフレコ体験ですが・・・どちらも難しい場面。
ここでラッキーマンのアフレコこぼれ話も(笑)
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以降はチーム対抗戦
最初はクロスワードゲーム。

画面に映るクロスワードから「真弓さんの関連作品を出来るだけたくさん見つける」が1問目、
2問目は「真弓さん関連作のキャラクター名を出来るだけたくさん見つける」でした。
これは年長者が有利な問題でしたねぇ。
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次は「縄結びゲーム」

用意された長短さまざまの紙ひも(もちろん、紙で包んで隠されている)から1本えらび、
出来るだけ早く結んで、7mになるまで続けるというもの。
小さなお子様には不利なゲームと思いきや、上手なお子様もいらしたようです。
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次は「風船運びゲーム」

先ほど結んだヒモに風船を通し、風船を「団扇で仰いで10往復させる」という難題。
当方所属のNHKチームは、ダントツでビリでした(苦笑)
最後には、真弓さんにも手伝ってもらちゃいましたです。
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しばし休憩をはさんで登場したのは・・・

お菓子マン'S(笑)
具体的に解説しますと、
男性スタッフ2名がコンビニで売っているような「ビニール製のレインポンチョ」をかぶっていて、
そのポンチョに両面テープで駄菓子がいっぱい貼ってるんです。
「お菓子マンはお菓子を取られるたびに強くなるのだ」
のナレーションが流れる中、子供たちに押し倒され、もみくちゃになるお菓子マン^^;;
ポンチョはベリベリに破れ、子供達は両手いっぱい、もしくはそれ以上のお菓子をゲットしてニコニコ。
しかも1つだけ「金のシールが貼ってあるお菓子」があり、あたったお子様は豪華な景品をゲットしてました。
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続いてサイン会。

ゲームで高得点を取ったチームから、お土産(ワンピグッズ多し)を選び、持参した「サインしてほしい品物」にサインをして頂きます。
真弓さんはお優しい方なので、

 まず話を聞き、

 それからサインして、

 写真を撮る

という流れです。
(サインしてほしい)品物は色紙が多いと思いきや、海賊旗あり、Tシャツあり、アニメ雑誌、フィギアあり。

悪運はあるけど運のない小生、なんと!トリ=ラスボスを引き当てましたw  こういうこともあるんですねぇ。
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壇上では、ミニゲーム(ペットボトルからストローを出すタイムを競う、5秒きっかりでスイッチを押す、早口言葉)が
行われていたので、待っていても苦痛はありません。

二回目のお菓子マン’Sも登場し、子供達は大喜び。
この時は、おとな用駄菓子を張り付けた「おつまみマン」も登場。
大人がわっと押し寄せました。
当方も酢昆布を取ろうとしたら、ベリッ。 はい、意図せずに大量ゲットしてしまいましたです。
でも案の定、3チーム位のサインが終わったところで、17:30を過ぎてしまい、中締め。
時間に余裕のない方は、スタッフに断って「列に割り込ませてもらって」早めにサインを頂いて、帰宅。
どんどん人が減ってゆきます。やっと当方の順番が回ってきたのは、19:30を過ぎたころ。
「おつかれさまでした。ラスボスでございます」
と声をかけてから、持参した色紙をさしだしました(自爆)
実は、事前にスタッフにお願いして「参加できなかった友達の名前で」サインを頂けるよう、交渉してあったのです。
真弓さん、快くサインを書いて下さりました。
「****ちゃん?さん?」
「(友達は)20代なんで、さん、でお願いします」
「キャラ名とかどうする・・・って、ルフィって書いちゃった」
「余白にファイト、と書いて頂けると、もっと喜ぶと思います」
すらすらすら そして最後に写真。
うちのキャプリオ君の調子が悪く、カメラ担当スタッフを呼ぶというアクシデントがありましたが、無事終了。

そして〆。
真弓さんとおかやすさんのお言葉を頂いた後、会は終了しました。
次回は未定ですが、スタッフと真弓さんのスケジュールが空いたら、また開催するそうです。
本当に楽しかったですねぇ。
でも・・・次回はエコバック、多めに持っていこうと思いましたです。ハイ。


投稿:(V)・∀・(V)かにぱん。さん (2013/05/21 19:08)

【イベントレポ】なんと、お茶が飲めるお茶会!!

田中真弓さんと、ファンの方々と交流するお茶会に参加させていただきました。
抽選だったのですが、初めての応募で運良く当選したのです。

お茶会の存在を知ったのが、前回のお茶会が終わった直後だったため、
「次回がいつかは分からないけれど、とにかく待っていよう」ということで1年半待ちました!w

真弓さんと、スタッフさんなど諸々のスケジュールが噛みあった時に開催できるものなので、
そう頻繁でもないし、いつだか明言できるものでもないのです。
しかし、1年に1度は開催したいと考えてらっしゃるとのことで、(実質2年に1度のペースだけど)
そうとなれば、スケジュールが噛み合うのを黙って待とう!とw

田中真弓さんという声優さんは、私が初めて名前を覚えた声優さんかもしれません。
パズーの時ですね。
とにかく、パズーやシータの「冒険」に憧れたし、声優という職業にも興味を持つことになったのが
ラピュタという作品、パズーというキャラクターだったというわけです。

そして、お茶会の存在を知り、だいぶ迷いましたが、これまでに参加した方のレポを読んで、
参加している方々との交流も素敵そうだと思えたし、節度をもってイベントそのものを楽しんで、
真弓さんともお話が少し出来ればいいな、と思いました。
イベント主旨などを履き違えてはいけないので。
私はこのイベントは、真弓さんご本人もいらっしゃるけれど、ファンと真弓さんだけでなく、
ファン同士も仲良くなるのが重要なことだと感じました。
勿論、知らない人だらけのところへ飛び込むのは誰だって怖いです。
私も不安はありましたけれど、真弓さんのファンの方はきっと大丈夫だろうと思いました。
それはレポを読むと皆さんそう感じられると思いますし、イベントにはお子様連れの方が多いので、
子供を中心に盛り上げていく感じにすれば自ずと和やかで、楽しい会になるだろうと思い、
そういった全体に賛同して参加を決めました。
子供が主役。

事前に、イベントは、「保育園の運動会のようなもの」なので、
「フォーマルな服装はNG」とまで言われていましたからラフな格好で行きました。

会場へ着くと、まだ開場前だったので狭い空間に人だかりが出来ていましたが、
過去にお茶会に参加済みの方々は「お久しぶりです」などと声を掛け合っていました。
それに、事前に思っていた通り、やはりお子様連れが多かったです。
ご夫婦と2〜3人の兄弟のお子さん、合わせて5名様とかですね。
そして、お互いに「○○ちゃん大きくなったねー」というような会話も飛び交います。
つまり同窓会などに近いですよね、ノリが。
真弓さんを交えての会とはいえ、お客さん同士も交流を楽しんだり、続けたりしているわけです。

開場したので受付を済ませてホールへ入りました。
テーブルや椅子は全て端に寄せられた木目床の多目的ホールでした。
あとで真弓さんがトーク内でお話されたことによれば、これまでの「お茶会」はずっと、
飲食禁止の会場だったため、「お茶の飲めないお茶会」だったのだそうです。
しかし、今回は初めて使う会場で、ここは飲食が可能なのです。
だから、初めて「お茶が飲めるお茶会」が開催できることになったそうで、受付の時に
参加者全員に、「お〜い!お茶」のミニペットボトルが1本手渡されました。
もう何度も開催しているのに、初めての「お茶が飲めるお茶会」に、真弓さんが感激していましたよ!w

さて、ホールに入ってしばらくすると、司会の滝沢さん(真弓さん主催の劇団「おっ、ぺれった」の脚本家さん)が、
イベント内での注意事項などをアナウンスされました。
スタッフさんはおそろいのイベントTシャツを作って着用されてました。
真赤で、背中に今回のイベントタイトルや、真弓さんゆかりのキャラクターが8キャラ描かれています。
これが、後で行われる「ゲーム大会」の8チームに相当しています。
イラストはMADOKAさんという方が描かれたようです。

そして時間が来ると、まず真弓さんをステージにお呼びすることに。
ステージは余り客席側との高低差がないことと、椅子を端に寄せてあることもあり、
客席の参加者はみな体育座りです。
いつも体育座り+「保育園の運動会のような催し」なので、わかってる参加者ははなからラフな服装で来る、
ということのようですw

まずは、真弓さんがステージに「お〜い!お茶」を持って現れ、真っ先に
「今回は、お茶がある」
ということについての感動を語りました。

ほら! 「わ〜い!お茶」といわんばかり。
しかし、会場の体育座りの皆さんが、余りピンと来ていなかったので
初参加の方と2回目以上の方でそれぞれ挙手をすることになりました。
常連さんは、初めて「お茶が飲めるお茶会」だということでクスクス笑っていたのですが、
初参加者達は「お茶があることの何がすごいの?( ゚Д゚)ポカーン」だったので。

見た感じですと、体育座りの最前列〜中央付近までは初参加が多く、後ろ寄り〜外周が常連さんでした。
割合としては、初参加の方が若干多いように見えました。

なので、お茶があることがすごいのは何故かの説明がありましたw
真弓さんは
「これまではお茶会なのにお茶が飲めなかったんだよ!
 お子様も居るのに、食うなだの飲むなだの言うんじゃねえ! っての!!! ねぇ?」
と話されましたw
今回は会場を変えて正解だったのかもしれませんね。

その後、真弓さんから、近況ということで今稽古なさっているお芝居のお話がありました。
「ずーっと稽古してるの! まだ3日だけど!」

水木英昭プロデュース SAMURAI挽歌V(http://www.mizu-pro.com/)

お芝居にも色々な「やり方」があって、このお芝居に関しては、稽古中にどんどん脚本がリライトされていくのが
新鮮だ、というお話でした。
一方、始めに配られた台本にきっちり沿って、まるでアドリブのようなセリフすらも台本内にあるので、
それを忠実に演じ、ほぼアドリブは付け足さないという演劇スタイルも最近経験したばかりなので、
(どちらが良いということではなく)それぞれを「色々な演劇があって楽しい」と仰っていました。

トークの後に、生歌も披露されました。

こちらは、現在舞台の頻度自体は下がっているという「おっ、ぺれった」で、
久しぶりに、シングルカットしたいミュージカル用楽曲が出来たので、それを披露するということでした。

ミュージカルの中でぐっと来る曲でも、物語を通して見て、特定の場面で聴くからこそぐっと来るという事が言えます。
その曲を単独で抜き出して、物語の筋書きと無関係に聴いても、感動は一緒ではないはずです。
仮に、その曲自体がどんなに単独で素晴らしいとしても、ミュージカル用に作られたならば、
やはりそのお話に沿って、その場面で流れるからこそ伝わるものが大きいというのはありますね。
これは私も考えていることですが、真弓さんもこういったことを話されました。

それは確かに納得です。
だってゲームのサウンドトラックだって、ゲームをやり終えた後になら曲だけでストーリーなどを
思い出して感動できるけれど、ゲームもやらずに曲だけを聴いたら、感じ方は全然違うはずです。
アニメの挿入歌、キャラソンとかもそうですよね。
物語に付随して作られるものは皆そうです。
前後の流れを汲む必要があるものは、作品全体が音楽で出来ている組曲のようなものだとしても一部では
やはりすべてを感じ取れないでしょう。
勿論、それらのドラマ挿入歌的音楽が情報として先行して、作品や物語の方に後からたどり着く場合もありますから、
単独で発表するのが無駄であるとは決して思いません。
作品が気に入った人が、まず曲を聞かせて、知人の興味を引くというクチコミだってあります。

けれど、「今回出来た曲は、劇から曲だけを抜き出してもやっぱり良いなと思える曲に仕上がったので、
CDにしたい」ということでした。

それで、真弓さんが歌われたのは「皺皺に輝け」という曲でした。
(ブログによれば以前にも「町内会」で歌われたそうです)

その曲は、
楽しいことでも、辛いことでも、全部が心の「しわ」になっていく。
けれど、その「しわ」は悪いものではない。
そんなしわしわなものが、しわしわだからこそ輝く、
という歌でした。

老いるということの賛歌であるように思いました。
老いるというのは、ただ時間を重ねるだけではなく、経験を重ねていくものだからです。
経験を重ねずに老いて行くことは基本的には無理です。
もうそれは脳死状態とかです。
生きていれば、老いるし、老いには経験が伴うもの。

その歴史がどういうものであっても、すべてしわになって輝くのです。積み重ねれば。

私ももはや、すごく若いとされる年齢でもないので、老い方について考えることがあります。
誰だって楽しいことばかりの人生ではないけれど、年を取っていきます。
じゃあ楽しくなかったことをどう消化していくか、向き合っていくかということになります。
向き合わず「目を背ける」でも、消化が出来れば生きていけます。
そこで選ぶ行動は人それぞれではありますが、とにかくどうにかして楽しくないこととも
折り合いをつけなければいけないのが、人間社会、そして人生です。
どうせなら、嫌な思い出も、肯定的に捉えた方が、今より先が少し楽になるはずなので、
こういう「しわになるけど、そのしわこそ美しい」というような捉え方は大事になってきます。
なんでも「黒歴史」だといって封印しないで、向き合ったり、自分の見方を変えたり、
成長の糧にしたり…… とにかく、経験を無駄にしないことが大切だと思います。
私も「積み重ね」はいつも意識しているので、イメージしているものは積み木なのですが、
しわも同じような感じで受け取ることが出来ます。

沢山人もいるのでぐずぐず泣けませんでしたが、かなり涙が出てきました。
間奏で入る真弓さんの演技もよかったなぁ。
声量、それから、歌に表情があるのが、やはり「舞台女優!」と感じました。
それに、歌を唄うぞ! となった瞬間、スイッチが入ってちょっと空気が張り詰めるところもよかったです。
あーいう空気の変化は、LIVE、ナマモノならではですから。
そして、その歌が「ミュージカルから切り出して単独でも聞いて欲しい」と思う曲なだけのことはある、
とても力強いパワーを感じさせるものでした。
いつか近い将来、CDで、またミュージカルの一部としても聞ける日が来るのかもしれません。

それから、お客さんに初参加の方がいつもより多いということで、
初参加の方からの質問を募ることになり15分ほど質疑応答コーナーがありました。

USJでのワンピースイベントに何度も行ったという方からの質問、というか希望で、
USJでもお話されていた「ポップコーン屋のおばさんの話」が聞けました。

USJで、おだっちや、その他ワンピ関係者とゾロゾロ園内を歩いていき、ポップコーン屋さん前を
通りすがったときのこと。
チョッパーとコラボした甘い味のポップコーンが販売されているのを見て、販売員のおばさんに
「このポップコーンは甘いんですか?」
と聞いたところ
おばさん「そうなのよ! このなんとかっていうキャラクターがね! 甘いのが好きだとかで!
     アタシ、ポップコーンはしょっぱい方が好きなのにね!!」
とぶちまけ始め、スタッフがおろおろしながら口に人差し指を当てて、喋るのをやめさせようとするも、
おばさんは既にノンストップだったそうな。
相手の正体を知らずにぶっちゃけ話をしたら、その相手がある種「当事者」だった、というねw
今でもそのおばちゃんはマイペースにやってるらしい、ということですがw
微笑ましいやら冷や冷やするやら!!w

また、
「ワンピースのウォーターセブン編で、ルフィとウソップが喧嘩をするシーンでは、
真弓さんと勝平さんも演技の外で喧嘩ムードになったというエピソードを聞いたことがありますが
どのように役作りをされているのですか」
という質問には、
「してなーい」
という返答!ww してないんかい!!と笑いました。

けれど、最近「ドキドキプリキュア」(うちの弟は「ドドリア」と呼んでいる)で
イーラという悪役の少年を演じていて、悪役はあまり演じることがないから新鮮で楽しいとも仰ってましたし、
ハンコックの夢に出てきたルフィじゃないルフィはどんな風に演じていたのかの質問には、
左手をポケットに突っ込んで、キザな態度で録ったと仰ってました。
よく自らを「形から入る声優」みたいに呼んでいるのを座談会か何かで見聞きしますもんねw
今日もそんなことを仰ってて、終始笑いが絶えませんでした。
演技に向かう姿勢とかも、そういったやり取りの節々から読み取れるのが興味深かったです。

最近は、大阪芸術大学で、「声優学概論」という声や演技に関する講義も行っているそうです。

大阪芸術大学教授に・・・ http://www.blog.osaka-geidai.ac.jp/geidai/2012/05/post-822.html

その授業風景はどのようなものか、という質問には、
「今からこのイベントのほとんどの予定を取り潰して説明するハメになる」
とw
今から実際授業ここでやっちゃうぞ、くらいのことを仰っていました。

けれど、「声優」という肩書きであっても、結局は「俳優」なのだということを
常々説明したい(している)というようなお話でした。
「声優」というと、アニメのアフレコや、映画の吹き替えなどを行い、
「俳優」とは区別される印象ですが、真弓さんはその区別はせず、全て「俳優」と認識しているそうです。
アニメや映画で、声しか聞こえないかもしれないが、演技は声だけで行うものではないということですかね。
形から入るというのはまさにそういうことだと思います。
だって、実際真弓さんがポケットに手を突っ込んでいるということは、アニメを見ても見えないことですが、
「ポケットに手を突っ込んで斜に構えて喋っているような声だな」
ということが、声だけで伝わればそれで勝ちですからね!

講演といえば、ちょうど台風が直撃した、ある年の筑波大学の学園祭でも、真弓さんの講演会がありました。
で、台風が直撃したので、学園祭のほとんどの野外演目なども中止になったりしたため、
講演会も中止だろうと踏んで行かなかったのですが、いまだに、行っておけばよかったなぁと思っています。
さすが嵐を呼ぶ女優!!(?)

この後、アテレココーナー(これも恒例のようです)がありました。
真弓さんと競演したり、お客さん同士で真弓さんのキャラを競演したりという感じです。

今回は、「ドラゴンボール(無印)」と、「とっても!ラッキーマン」でした。

それで、ドラゴンボールは、やじろべぇが亀仙人のところへ尋ねてきて、
クリリンにカリン様の伝言を伝えるというシーンでした。
つまり、やじろべぇとクリリンの部分は真弓さんの一人二役なわけですよね。
まず最初に真弓さんがやじろべぇ、クリリンとブルマをスタッフさんが演じてお手本を見せました。

それから、同じく真弓さんがやじろべぇを担当して、お客さんの中からクリリンとブルマを募りました。

クリリン担当の男性が
「カリン様」

「クリリン様」
と間違えて、真弓さんがその後のセリフでアドリブツッコミを入れたのが秀逸でしたw

元々のやじろべぇのセリフに
「さらっと間違えるでねぇ!」
というようなセリフがあったので余計に面白かったですw

その後、男性の方は、しぶとく「カリン様」を「クリリン様」と読み続けて開き直り、
真弓さんもついには噴出してセリフを噛んでしまい、膝からくず折れるという一幕もwww 謎の根負けwwww

そして真弓さんは「疲れたからもう全部皆が担当して!」と言い、完璧に見る方に回りました。
結果、続くラッキーマンの吹き替えは、ラッキーマン・友情マン・勝利マンの3役を
すべてお客さんで演じることになりました。

私は、このアテレココーナーへの参加もだいぶ迷ってはいたのですが、
このイベントの抽選結果が出る前の段階から、夢でこの光景を見すぎていて、
やらないと後悔するだろうなーという気持ちとか、
夢がリハーサルだったんだろうなーというような感じがありました。
特に、ラッキーマンは夢でもアテレコしていたので。
ですので、ラッキーマンを演らせて頂きました!

多分勝利マンが初めて登場した回の一部だと思います。
私は「これはやりたい、やらねば」と思い、滝沢さんが
「ラッキーマンやりたいひとー!!}
と呼びかけてすぐに挙手しました。
(そもそも「ラッキーマンやりたい!」という人はそう多くはなさそうだがw)

友情マンも立候補で女性が出てきて、しかも結構忠実な声と演技でした!
勝利マンは、アテレココーナーの開始時に、会場の遠く後ろの方から
「アタシモヤリタイイイイイイイイイイイイイイイ」
という叫び声をあげていた女の子がやることになりました!w
彼女は当然MVPを獲得していました!w
演技中は、その小さい子のお父さんが一緒にマイクを持って、勝利マンのセリフを読み上げようとしてくれたのですが、
お子さんが割り込んで自己紹介とかをして、「マイク遊び」に夢中だったのが面白かったですw
しかし私は私でつられず演技に集中しました。

私も子供の頃、マイクとスピーカーでばっかり遊んでたので、マイクで喋るとスピーカーから
自分の声が出てくるのが面白いという気持ちがよくわかります。
というかその頃と何も変わってないですね私が…。

うちにあったのは、「歌って点太くん」というバンダイのおもちゃでした。
商品名こそ変われど。、今でもこういうマイク+スピーカーのおもちゃがあるので、あの子には最適かも!w

ラッキーマンのアテレコでは、追手内洋一が勝利マンに出会い
「おいおい、またなんか変なのが出てきたぇ〜」
というところから始まり、いつもの変身シーン
「今日も元気だらっきょがうまい! ばびょ〜〜〜〜〜ん!!  実力はないが、ついてついてつきまくる、宇宙一ラッキーな正義の味方!
 ラッキーマン!! ただいま参上!!」
は独壇場です。
そのあと、また勝利マン・友情マンとの掛け合いがあって、ナレーションでオチがついて笑い声で終わっていきます。

スクリーンにセリフの字幕つきアニメ映像が投影されるので、
その場で画面に表示されるセリフを即興で読み上げる形で、手元に台本などを持ちません。
でもこの仕様自体は、最近さんざんやったので、慣れっこでした。
ただ
「ばびょ〜〜〜〜〜ん!!」
は、字幕が出なくて、出ないのにも関わらず演りました。
だって、やらなきゃだめでしょ、「ばびょ〜〜〜〜〜ん!!!」は!!!!
変身のSEだぞ! 言わないといかんでしょ!! と思って。
あと、「今日も元気だ”ら”っきょがうまい」の”ら”は巻き舌になっている回だったので、
「本家準拠」で巻いておきました。
たまたまこの回は巻いてましたが、巻いていない回もありますね。

実はこの3行のセリフは、暗記していました。

演じ終わると、真弓さんから開口一番に「すごいのね!!!!!」とお言葉を頂きました。
本当にありがとうございます。むしろ全力でジャンピング土下座して
「すみませんでしたあああああああ」
というべきところですが、ありがとうございました!! すみませんでした!!!!

アテレコ参加賞としてワンピース一番くじのタンブラーを頂きました。

アテレコを始める前に、真弓さんから、ラッキーマンアテレコ時代のこぼれ話がありました。
ラッキーマンは、変身後のマスクの「口の形」が変わらず、ずっと :D 状態なので
パクに合わせる必要があまりなくやりやすかったそうです!
言われてみれば確かに…!!!w

そのあと、もう一度ドラゴンボールのアテレコもあり、そちらでは常連席のほうから
女性がお三方出てきて演じていました。
全体を通してですが、このコーナーも和気藹々として楽しかったです。

続いて、チーム対抗のゲーム大会です。
このゲーム大会のために、会場の椅子や机が取り払われています。
つまり、ここから「保育園の運動会」フェイズ!ww
さっきまでの「客席フロア」は「運動場」だ!!
大人も子供もおねーさんも、ムキになって優勝を競い合います!

チームは、受付で配られた名札でわかるようになっています。
私と、同行者の丸い人さんは、クリリンチームでした。
他にルフィチームやきり丸チーム、というように8組に分かれています。

チームリーダーさんたちは、何度かお茶会に来ている方々だったので、
ゲームが始まるとバラけてリーダーシップをとる、という感じです。

最初のゲームは「クロスゲーム」で、縦15列横12行のマスの中に、
真弓さんが関わった作品が入り乱れて書かれています。

例えばですが

        イ
 天空の城ラピュタ
        ダ
      ラッキーマン
 未来警察ウラシマン
        ン

みたいなのが15×12のマス内にびっしり、隙間なく。

最初の1分でそれを見つけて暗記し、次の2分では思い出しながら作品名をスケッチブックに書いていきます。
より多く書き出せたチームが勝ちとなります。短時間での暗記と、知識も要求されます。
クロスゲーム第2戦の方では、真弓さんが演じたキャラがすべてひらがなで書かれており
こちらの方がゲームとしての難易度が高かったです。
作品名の方は漢字・ひら・カタが紛れているので「城」という字がたまたま目に入ったら
その近くに「天空の城ラピュタ」があって…と連想しながら見つけられるのですが、
ひらがなだと、どこからどこまでがキャラクター名か、区切りどころも分かりづらく難易度アップ。

1戦目も2戦目も、我らクリリンチームはトップでした。
リーダーの「コットン・キャンディ」さんと私で、チームのスケッチブックに見つけた単語を
どんどん書いていきました。
世代もバラバラなおかげで、チーム内の皆さんの知識が束になった感じがありました。
コットンさんのお子さん(7歳)に
「イタダキマンって見つけたんだけど、そういうのあるの?」
と聞かれて
「あるよー!」
と答えたり、
「なんのキャラが好き?ルフィ?」
と聞いてみると
「イーラも!」
という答えが返ってくるなど、小さい子と交流できる一幕も多々ありました。
真弓さんの出演作品、担当キャラクターは多岐に“ワタル”ので、ひとりだけの知識だと
知らない作品に対してアンテナが立たないわけです。
もっと小さなお子さん(ハイハイしかできない)をお連れのすぎやまさんも
お父さん世代ならではの知識でサポートしてくれていました。
(それにしてもすぎやまさん家のお子さんは乳幼児なのにずーーっと静かで感心した。)
丸い人さんも言ってた「巨神(ジャイアント)ゴーグ」は若い子にはなかなか知られてないかもw
こういう協力プレイで交流していくのはいいですよね。
クロスゲームでは、1戦目で23点、2戦目で19点でいずれもトップでした。
これはそのまま合計得点42点という形になります。

次に「紐繋ぎゲーム」。

まずチームごとに、何本もの紐が束になったものが渡されます。
しかし束は、片方の紐の端しか見えないようになっており、実は長さがまちまちです。
そして、まず最初の「走者」が紐を1本引き抜いて、スタート地点に立っている棒に結び付けます。
第一走者が戻ってきたら第二走者がまた紐を1本選んで、第一走者が結んだ紐の端に結び付けます。
ゴールは7m先にあり、紐の長さが一番早くゴールに到達したチームが優勝で、
ゴールした順に高得点がもらえ、先ほどの「クロスゲーム」の点数に加算されます。

紐の長さはランダムですから、出来るだけ長い紐を引いた方が有利ですし、
結ぶ作業も迅速に行わなければいけません。
紐を結び慣れない小さなお子さんには、親御さんが付き添って行います。
紐を結ぶことに必死になって、皆黙ってしまうので、場内が静かになって逆にそれが笑いを誘いました。

これも運よく一位入賞で、20点加算され62点に!
すごいチームワークだ!!

しばらく休憩を取ることになり、その後「風船運びゲーム」!
「紐繋ぎゲーム」の「冷や冷やする割にシーンとする地味さ」もすごかったけれど、
「風船運びゲーム」の方もリレー形式で「走者だけ焦るがゲームは遅々として進まず
地味に体力も持っていかれる」感がすごかったですよ。

「風船運びゲーム」は、先ほど自分たちで結んだ棒と紐をそのまま使います。

棒をチームリーダーが支え、紐の末端をイベントスタッフが持ち、風船に紐で作った輪をくっつけたものを用意し、
風船についている輪に、紐を通します。
そして、団扇で風船を扇いで、まずは棒がある方の紐の末端部からスタートして、
7m先のスタッフのところまで風船を移動させ、選手交代して今度は復路。

それを5往復して、ゴール順を競います。
10人バラバラでリレーしてもいいけれど、極端な話、一人の人が5往復やりきっても良いというルールでした。
うちは、チームが親子1組を一人と数えるとジャスト10人と考えることが出来るので、
全員で1回ずつちゃんとリレーしました。
他のチームも多分そうしていたと思います。
皆が順繰りに活躍するの大事。
しかし、7mの距離ですと、各自「ちょうどゴールに行き着く頃に風船の扇ぎ方のコツがつかめてくる」という具合で
ゲームバランスは絶妙だったと思います!

このゲームの難しいところ。
自分たちが先ほど結んだ、紐と紐の結び目にいちいち風船の輪が引っかかって
なかなか進まず、けれど扇がなければいつまでも進まないので扇ぎ続けるため体力をどんどん消耗していく!
扇ぎすぎると風船についている輪っかがねじれて余計進まなくなるし、
ともすれば風船が戻ってくることすらあります。
結び目の先に飛び出している紐は、休憩中にスタッフさんが
ある程度ハサミで切り落としておいてくださったにも関わらず、かなりの長期戦でしたw
そのため、用意されていたゲームがいくつか時間の関係で省略されましたしw

「風船運びゲーム」は4位で5点加算でしたがそれでもクリリンチームが総合優勝でした!
このチーム対抗戦の順位で、このあとサイン会が開かれるので、私たちのチームが最初に
サインと記念撮影をできる、という仕組みです。

ゲームが終わったところで、「お菓子マン」がふたり登場しました。
コンビニで売っているような薄手のレインコートの表面に、両面テープで駄菓子をべたべた貼り付けた
正義の味方(?)です。
ふたりは出てくるや否や「フュージョン!! 波ッ!!」

お菓子マンから、お菓子を全部剥ぎ取ったら子供たちの勝ち! ということで、
スタートの合図が鳴ると、子供たちが一斉にお菓子マンに突撃!!!!ww
瞬く間にお菓子マンのスーツ(レインコート)は八つ裂きにされ、とんでもない追いはぎを見た気分ですよ!w
本当に一瞬の出来事でした。
お菓子マンは、お菓子を剥がされれば剥がされる程強くなると聞いていましたが、
強くなる隙も与えられずに倒されていました。
真弓さんが「大人の皆さんへも、うふふ♪」と言ってお菓子を持ってきてくださいましたw わーいw

そんな剥ぎ取ったお菓子の中に、キャラクターシールが貼られているマシュマロが少数紛れていて、
それをゲットした子には、お菓子セットがプレゼントされました。
ルフィシールがついていたら「ルフィセット」という具合。
これも、コットンさんの娘さんが偶然引き当てていて、かなり強運少女でした!
あ、それに、受付の段階で、お子様参加者にはお土産の塗り絵なども配布されていましたよ。
子供が喜ぶものばかりのイベントで、すごい!!

そして、ゲーム大会が終わったので、まずはチームごとの集合写真を撮りました。

その後、数本の長机の上に所狭しと並べられた真弓さん関連アニメグッズの中から
ひとり1つ選び、サインを貰ってお話をして、写真を撮ります。
このサイン会がイベントの総時間のうち半分くらいを占めます。
イベントは6時間超あるのに、3時間くらいはサインの時間なのです。
遠方からいらっしゃっていた参加者さんもいますので、チームの順位に関係なく
どうしても早く出る必要がある、という方は随時サインを頂いて帰られました。

チームにはチームごとのパネルがあり、チーム内でじゃんけんをしたところ、
私と丸い人さんが勝ち残って一騎打ちとなり、丸い人さんが勝ちました!
でも丸い人さんが、どうぞどうぞと言うので私がもらえることになりました。
自分で色紙を一枚持参していきましたが、サインはパネルに貰うことにしました。

順番が来たのでまず真弓さんに、
「今日一日ありがとうございました」
とご挨拶しました。

何しろ、本来お休みの日であるはずなのに、ファン交流のために丸一日このイベントに割いてくださるのですし。
主催のおかやすさんも、いつも会をまとめて下さって、ありがとうございます!

そして、クリリンチームのパネルを差し出して、
「宛名はこちらでお願いします」
と、持って行った手紙の差出人名のところに書いた「(V)・∀・(V)かにぱん。」という文字を見せて
サインを頂こうとすると、

「あぁ、貴方が!! え、かにぱん。さんだったの!?」

と、結構派手なリアクションをされましたw

そして、私は前回からこのイベント開催をずーーっと待っていたことを、お伝えしました。
このお話の間、視線を一瞬もはずさず、お互いに目と目で、相手をじっと見つめあいながらだったのが印象深いです。

真弓さんが真剣に聞いてくださって
「今日は記念になるね!」
と仰ってました。
本当に、記念日ですよ。

まぁそれであまり長いこと話すと後ろがつっかえるばかりですから、
そそくさと記念撮影をお願いして、握手して後ろの人に引き継ぎました。
「気をつけて帰ってね! 頑張ってね!!」
と言って下さって感激でした。

サインの順番待ちの間、子供たちが飽きて退屈にならないように、ずっとミニゲーム大会が開催されていました。
ペットボトルの中にストローを詰めたものを逆さに振って、最初に全部ストローを出し切った人が勝ち!なのとか、
ボタンを5秒きっかりで当てる「5秒当てゲーム」あと、「ドリフの早口言葉」ですね。
5秒当てと早口言葉は恒例だそうです。
2回目の「お菓子マン」の登場、そして、新キャラ「おつまみマン」も出てきました!!(大人用ヒーロー)
いやぁ、飲食可能な会場で本当に良かったんじゃないでしょうか。
でもゲームを見ていると、ゲームに挑戦する側じゃなくて、ゲームを考案する側に回りたくて
うずうずしてきます。

私がこのイベントで感じたこと、受け取ったものは、やはり真弓さんが幼児教育に力を入れているだけあって、
子供の育て方、育み方がいつの社会でも未来を作っていく上で手を抜いてはいけないことだ、というのと
育む側も同時に育まれていかなければいけないということです。

子供を育てる人は、ただ教えるだけでなく、一緒に学んでいく立場なんだな、と感じました。
そういうのは真弓さんがそう話したということじゃなくて、私が全体の雰囲気から感じ取った感想なのですが、
今、家庭崩壊とか子供の非行や、犯罪の低年齢化、少子高齢化など色々社会的な問題がある中で
やはり、親子関係というのが社会の中で最もミニマムな単位に当たりますから、そこをおざなりにしては
結果的に社会全体への悪影響になると思うのです。

だから幼児教育は幼児のためだけでなく社会のためであるし、大人が幼児教育に熱心になることが
社会には良い影響を与えていくのでしょう。 もっともっと、家族や幼児教育に、大人たちが率先して興味を持たなければいけないし、
そうしなければ子供たちと、子供たちが将来暮らす社会が今から危ぶまれるということです。

お茶会参加者のご家族連れの方々はとても、「家族を謳歌」していて、真弓さんも、
参加する子供たちが大きくなっていくのを一緒に見守ってくれている感じでした。
そういうミニマムでも、しっかりとした輪(和)が連なったものが社会という“結果”に繋がっていくので、
こういう雰囲気がどこまでも広く広く受け継がれていけばいいのになぁと思いました。
現場に居た方なら想像できると思うのですが、このイベント会場の雰囲気が、
すなわち社会全体の雰囲気であって欲しいのです。
けれど、実質難しい状況にあります。
では改善のために何がしていけるのか、という話です。

また真弓さんと、そして参加者の皆さんと、運良くお会いできる日を楽しみにしています。
ありがとうございました。


投稿:丸い人さんのブログより (2013/05/25 19:08)

【レポ】お茶の飲めるお茶会   


5月19日(日)東京某所。
田中真弓さんとファンの方々のお茶会(交流会)が披かれました。
そこで、かにさんが憧れの田中真弓さんに初対面されるというのでその瞬間を目撃してきました。
おまけで僕もお会いできるんだそうです。(うれしい)

真弓さんが演じられたキャラクターで、僕が最初に衝撃を受けたのは映画「アリオン」のセネカでした。
物語終盤、男の子だと思っていたセネカが、実は女の子だったと知らされます。
幼心に、数日ドギマギしていたのを覚えています。   


お茶会では、とても近い場所からお話や生歌を聴くことができました。
参加者みんながそうなるように配慮されていました。
真弓さんは終始和やかで、リラックスした状態から、わっと力が湧いて出ているような印象でした。
自然体から必要なときに必要な力が、わっと出せる大きさを感じました。

次に、真弓さんと競演が楽しめるアフレココーナーがありました。
お題はドラゴンボールとラッキーマンでした。

マイクやカメラの前ですら緊張するのに、ご本人やファンの方々の前で
演技をするなんて考えられないわたくしと思っていたら
かにさんがラッキーマン役に挙手し、指名され、スタンバっていました。
その様子に緊張して、僕の股関節はガクガクしました。   


僕が股関節に大ダメージを負っているとはつゆ知らず
かにさんはマイクスタンドのセッティングを始めていました。
隣りの人の分もセッティングしていました。
やけに扱い慣れていて、何なのこの人臭・・・。

「今日も元気だらっきょがうまい! ばびょ〜〜〜〜〜ん!!」
かにさんが台詞を言うと、会場が少しザワっとしました。
真弓さんも驚かれているご様子でした。

あとで、何で物怖じせずにパフォーマンスできるのか尋ねてみたら
「夢で何度もやったからだよ、4回目くらいだよ!」と言っていました。
ナニ言てるこのカニの人とカタコトで思いました。   


イベントは終始、暖かくて、和気あいあいとしていました。ファミリー感がありました。
会場のセッティングや誘導の段取り、ミニゲームのアイデア等々
細やかな心配りの積み重ねで作り上げられたイベントだと感じました。
そこに、大人の本気がたくさんあって感動しました。
慎ましやかな優しさが溢れている、そんなイベントでした。   


チーム対抗ゲーム大会で、僕とかにさんはクリリンチームでした。
コットン・キャンディさん率いるクリリンチームはかなり頑張りまして総勢8チーム中、総合優勝しました。

マスコット天使すぎやまちゃんと、コットンさんのお2人の娘さんの力が大きかったと思います。
コットンさんとはたくさんお話しすることができました。
たいへんお世話になりました。またお会いできる機会があれば良いなと思っています。   


サイン会での開口一番は「あなた、かにぱん。さんだったの!」でした。
名前を記憶されていたことに素直に感動しました。
お2人が真横でお話しされているのをじっと見ていました。
何を話されていたのかは、ここでは語りませんが僕の眼球は数センチ前に出ていたと思います。

感じたことが多くて、お会いできたことが言葉として出てくるのはもっと先のことになりそうだぞと思いました。   


東京駅のカフェでお茶会の感想や今後の創作活動について語りました。

外界がどう動いたのか、何てことは分からないけれど
かにさんには自分の中でコツコツと積み上げてきたものがあってその連なりの一つ一つに対して
一人で、一時に、おしなべて、意味を与えられる人に出会った。
それが田中真弓さんだったんだと思いました。
積み上げてきたものが自分の中で安定する日。
5月19日は心の中に印を付けておける日になったと思います。

真弓さん、スタッフのみなさん、出会えた参加者のみなさん
素晴らしい一時をありがとうございました。   


【おまけ(自分のこと)】
サイン会のときに持参していた自作の真弓さん似顔絵をご本人に手渡しました。
「デフォルメが強くてすみません・・・」と謝りながら手渡しました。
すると怒られませんでした!(よかったです)



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