関東甲信越糖尿病セミナー
 
レポートが掲示板に投稿されましたので、転載させていただきます。ありがとうございました。
 

 
投稿者 : ちびすけさん

浜吉さん、ファミリーの皆さん、こんばんは。
本日は浜吉さんがお知らせくださった「糖尿病セミナー」に行ってきました。
簡素ですがレポもどきをupしてみます。(と書きつつ長くなってしまいました)
テーマ「糖尿病で一病息災」
特別アワー「私と糖尿病」(会場:大宮ソニックシティ大ホール)
座長:伴野祥一 先生 出演:安西正弘&カプット・ゲズント

座長の伴野先生による、11月14日「世界糖尿病デー」で行われたライトアップについての簡単な説明と、今回の出演への経緯(2007年、雑誌「さかえ」企画にて伴野先生と安西さんとの対談がきっかけ)などが簡単に紹介されて、安西さんのステージが始まりました。
浜吉さんの先導で舞台中央に安西さんが立たれ「糖尿だよ!おっかさん」の歌でスタート
。司会進行役で島田さんと浜吉さんが、安西さんを挟んでのトーク形式から。安西さんの(主に役者としての)プロフィールを簡単な映像で紹介(映像ナレーション:熊倉一雄さん)。
続いて、島田さんと浜吉さん主導で「声優とはなんぞや」的、レクチャーが始まり、昔の映像作品で盛り上がる舞台上の三人に、会場、ちょっとついて行けない場面もありました(笑)。すいません、私もついていけませんでした(ローハイドなんて歌しか知らなかった)。
漠然と捉われがちな「声優」という職業について、舞台裏のような内容から説明してくださいました。浜吉さんが「ええっ、いきなりそんな話から!?」という、ギャラの話から始まったのには吃驚でした。
日本で声優という職業が始まった歴史から、テレビ創世記のお話に。録音、編集システムがなかった頃の話(映画の吹き替えでラストの台詞を言う人がとちったが為に2時間を最初からやりなおした)などが語られ、その中で島田さんの「やり直しがきかない時代でとちらずにやれた人が現在、ベテランで生き残っている」という言葉が印象に残りました。
また現在の声の仕事は、大きく3つに分けられる(吹き替え、アニメ、ナレーション)こと。最近はその他として「ボイスオーバー」なる分野がでてきたこと。このボイスオーバーとは、テレビ番組で流れる「外国人が喋っている映像(音声付)に吹き替えの台詞がかぶさっている映像」のことだそうです。安西さん(=外国人役)、島田さん(=吹き替え役)で実演してくださいました。ボイスオーバーと通常の吹き替えがどう違うのか(吹き替えは映像の口パクに合わせて台詞をきちんと喋る/ボイスオーバーは口パクより後に入り、先に終る。多少ずれても構わない等)の説明や、ナレーションで気を使うことなど興味深い話が聞けました。
アニメのアテレコの流れも簡単に紹介され、レギュラーで歴史が長い(忍たまやワンピース)と、収録(ストーリー確認から本番終了まで)に30〜40分だけど、新番組等、慣れない作品だと5時間かかることもあったり等、結構な体力勝負な現場であることをさらりと語っていました。
ここで、一旦、浜吉さんが衣装替えのために退場。場つなぎで島田さんが安西さんに「おーい、はに丸」の収録に、浜吉さんが力み叫んだ勢いで狭いスタジオ内でガスを充満させた、という裏話を聞き出していました。「あんなに小さいのに凄いのだして」(安西さん)、「小さい」が強調されていたのは気のせいではなかったはず。
直後、衣装チェンジの浜吉さん登場。色鮮やかなフリフリワンピースに身を包み、なにやら妖しげなポンチョを安西さんと島田さんに着せます。
新曲「人生オブリガード」本邦初公開! なんと振り付け指導つき。
明るいサンバのリズムに挟み込まれるオヤジギャクがちょっぴり光る1曲です。サビの部分の振り付けを浜吉さん指導で教わり、来場者もともに踊りました。簡単なはずなのに時々間違えちゃいました。浜吉さんが、「ぶっつけ本番」なんておっしゃったのがなんとなくわかったような……。さり気なくジャグリング披露していた息子さんに会場のマダムが感心の眼差しを送っていました。
○×クイズもあり、糖尿病についての豆知識問題が出されました。景品はボイン付CDです。私は中休みで出された一般常識問題で敗退するという間抜けことに……。
この後は、本筋(?)の「糖尿病」について。安西さんが取材を受けられた報道番組の企画映像が流され、座長の伴野先生を交えて糖尿病に関する質問に先生が答えてくださいました。安西さん質問の「災害時の心得」への伴野先生の回答は、糖尿病でない人でも心得ておくべきことかなと思いました。また、先生曰く「年に一度から二度の健康診断はきちんと受ける」「健康食品を安易に利用しない(生兵法はけがのもと)」等、わかってはいるけどついおろそかにしがちなことが、大切なのだと改めて感じました。
安西さんの糖尿病で足を失う経緯の話など、御自身が淡々と語られる内容は、後で反芻するともの凄いことだったのではないかと思いました。語ることができるまで、向き合ったんだな、と。伴野先生の「仲間がいるから頑張れる、支えてくれる人がいるのは大切なことだ」という言葉が今回のライブを表していると思いました。
たっぷり1時間30分。楽しい時間を過すことができました。安西さん、カプット・ゲズントの皆さん、ありがとうございました。
余談:このようなイベントの際には、お財布には細かいお金を用意していきます! すいませんでした。


 
田中真弓さんから書き込みをいただきました。(掲示板から転載)

ちびすけさん、ありがとうございました!
反省だらけの打ち上げをして、帰宅しました。
1時間半というオファーだったので、苦肉の策で、アテレコ事情の話が入ったりしましたが、
もっと糖尿病と安西正弘の人生を語り、一時間にした方がいい!と思いました。
試行錯誤しながら、これからも、安西正弘をサポートしていこうと思います!ありがとうございました!



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