2006年2月26日
大津市民会館 開館30周年記念
舞台芸術祭「魔女が来る劇場」 レポート

投稿:すぎやまさん

琵琶湖のすぐそばの大津市民会館で行われた、「魔女が来る劇場」を見に行ってきました。
往復はがきで事前に申し込んだ整理券を入り口で渡し、中に入ると1300人入るという大きなホールでした。
まだ開演までは時間があったので席はほとんど埋まっていなかったのですが
開演直前、気がつくとほとんどの席が埋まっていたようでした
年齢層は高め
小さなお子さんもちらほらいるものの、真弓さんよりも上の年代の方が多かったのではないかと思います。

2時になると、はじめに市長さんの挨拶がありました。
挨拶が終わると、会場が暗くなりスピーカーから風の音が流れてきました、次第に色んな音が流れてきて、ミラーボールも回っています
スピーカーから真弓さんのナレーションが流れてきました

ここで魔女登場です
魔女っぽい少しガラガラした声だけがして、
今の姿ではどこにいるのか見えないから、みんなにも見えるように魔法で人間の姿になろうといい、客席の後ろの扉から登場されました
衣装は魔女の衣装
わけの分からない格好をしていますといってましたが・・・
琵琶湖の水をイメージしたブルーのドレスで袖はすける素材で
真ん中に青いお花のついた青い帽子にネックレスにイヤリングまで青い物で手には魔法使いのステッキを持っていました。

職業は魔女、名前がマージョさん
通路を降りながらいろんな人と握手をしていると
「きれい!」
と綺麗な奥さんから声がかかったそうで
「ありがとうございます、皆さん聞きました綺麗って言ってもらいました」
と言い、こころなしかルンルンと降りてこられました。

今回は30周年記念の舞台芸術祭とあって
大津市民会館を利用して活動されている団体さんたちの記念公演で
はじめて見る大正琴や、少年少女のかわいらしい合唱、厳かな声名、きれいなバレイ、吹奏楽、琴などの発表がありました。

真弓さんは琴なら琴の歴史を紹介したり
準備の時間の間、手遊びをしたり、出演者にいろいろと質問したりと
司会のような役目をしていました
第1部はそれを魔女のマージョとしてお話をされていたので
途中、「ちょっとここで私の知り合いの綺麗で頭がよくて気立てのいいと評判の声優の田中真弓さんに魔法で出てきてもらいましょう」と、くるっとまわり、真弓さん登場
マージョの時は低い声でしたが回った瞬間、高い声になり
「マージョさんから紹介されました田中真弓です」
とちょっとすましたかんじで真弓さんバージョンの声になりました。
そしてクリリンとルフィとパズーの叫び声をやってくださいました
客席からは大きな拍手
他にもカラスの話なんかもしていました。

休憩を挟み第2部へ

第2部は田中真弓として登場しました。
衣装は黒いレースのドレスにシルバーのアクセサリー
公演の準備の間には赤いドレス姿に着替え
「あたしアマリリス」まで歌ってくれました
もう、年配のおば様方にモテモテで動くたびに客席から手が出てきて握手!握手!握手!!!
歌の途中、男の方に絡むようなところがあるんですが、ターゲットにした男性の方にまでさらりと握手を求められ、今回は絡むことがほとんどできなかったのではないでしょうか、それほどいろんな人が握手もとめていました。

手遊びでは「トントントントンひげじいさん」の普通バージョンと伸びるバージョンを披露しました。伸びるバージョンがとてもおもしろかったですが・・・セクシーなドレスでおおきな動きをしていたのでびっくりしました。

あと真弓さんの歌を振り返るコーナーというのがあり
忍たまのノートを持って登場すると
アカペラで「金鳥どんと」に「禁煙パイポ」、「くるくるメカ」、「汁の里」、「こてっちゃん」、「シャービック」などのCMソングをポポポポ〜〜ンとテンポよく披露されました。

最後はすべての出演者が登場したのですが
舞台上はもちろんのこと、客席の通路にまで出演者が並び、それでも入りきれていないのではないかという人数でこんなに多くの人がかかわっていたのだとおどろきました。

今回の公演は普段、接する機会のなかったものや、まったく知らなかったものを知ることができとても貴重な公演でした。

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